しらかば動物病院

一頭ごとに違う体質と症状を把握する。
 症状毎に適した診察(問診,検査,触診)を行う。
  生活環境にあわせた、適切な治療を施す。

047-425-2148

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【火~土】 9:00~12:00 16:00~19:00
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副腎

副腎皮質機能亢進症

【症状】

水をよく飲むようになり、尿の量が増えます。お腹が太鼓のようにふくれあがったり、垂れ下がることもあります。また、皮膚の弾力がなくなり、体の両側が同じように脱毛する、筋肉が弱くなるもしくは萎縮する、異常にたくさん食べるなどの症状があらわれることがあります。

クッシング症を発病したわんちゃんの半数が甲状腺の働きも低下するとも言われています。また、1部で糖尿病を併発します。

【原因】

生後6ヶ月~17歳以上でも認められますが、老齢のわんちゃんで最もよく見られます。犬種別では、プードル、ダックス、ボクサー、ボストンテリア、ポメラニアン、テリア種がよくかかるようです。当院では、シーズー、チワワなどにも見られています。

多くの場合、脳下垂体の前葉や中葉に腫瘍ができ、それによって副腎皮質刺激ホルモンが過剰に作り出された結果、副腎が刺激され、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌され病気として症状がでます。また、一部のわんちゃんでは副腎に腫瘍ができたことがこの病気の原因になってます。

また、医療がこの病気を引き起こす原因になることもあります。

【治療】

治療には外科的摘出、薬物療法でがACTH分泌を抑制する薬剤や副腎皮質に作用する薬の投与が行なわれています。また、下垂体性であれば放射線療法も治療のひとつとなります。

腎臓

腎不全

【症状】

慢性腎不全では、病気の進行時期によって症状が大きくことなりますが、食欲はおおむね不振となりますが、症状が落ち着いている時と悪化している時ではその程度は差があります。

一般には食欲が落ちてやせることが多いようです。尿量は、全身の臓器の異常が見られる尿毒症などが起こらない限りは減少しません。むしろ一時的に比重のうすい尿がたくさん出ることがあります。ただし、わんちゃんの病気には多尿のものが多く、尿量が多いからといって腎不全とは限りません。

慢性腎不全では排尿が普通に行なわれているので、血中のリンの濃度が高くなりますが、カルシウムが吸収されにくくなるため骨が弱くなることがあります。吐いたり、下痢したりすることが常にあるわけではないですが、寝起きにはいたり、かるい下痢がつづいて見られることもあります。貧血はほとんどで見られます。

【原因】

慢性糸球体腎炎、間質性腎炎、水腎症などの病気によって、腎臓の中のネフロンが少しづつ壊れていくため、腎臓が働かなくなります。

【治療】

慢性腎不全ではゆ液と食事療法が中心となります。体内のたんぱく質分解をおさえるために、タンパク同化ホルモンを注射することもあります。リン吸着剤や、活性炭などの吸着剤を症例にあわせて処方します。その他にも症状によって追加の内科的治療を行ないます。食事療法はたんぱく質のコントロールと塩分を制限します。

カロリーはもちろんですが、他にも必要な栄養素をバランスよくとらなければなりません。たんぱく質は高品質のものを最小限に抑えて与えていきます。腎不全になった腎臓がふたたびもとにもどることはないので、残された腎臓をこれ以上悪くさせないように配慮しなくてはなりません。それには、わんちゃんの体にストレスが加わらないように注意することも大事です。

胆嚢

胆嚢粘液膿腫

胆嚢粘液膿腫

肺炎

【症状】

肺と気管支が炎症をおこす病気ですが、いろいろな原因で起こります。また、症状も一定してません。一般に他の呼吸器病と同様に咳が出ることが多く、そのため吐き気を誘発することもあります。ぜーぜーという呼吸音がしたり、呼吸困難のため口をあけて呼吸したりするようになります。また、呼吸は速く浅くなることもあります。

呼吸困難や発熱を起こすため、運動を嫌がったり食欲不振になることもあります。前足を突っ張った姿勢をとり、呼吸がら楽になるような動作をします。病状が重くなると、体を横にして休むことができなくなることもあります。

【原因】

よくあるのがジステンパーウイルスや、ケンネルコフの原因となるパラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、あるいは細菌、真菌などの感染によるものが多いようです。また、きせいちゅうの感染が原因のこともあります。

他の呼吸器病のように、刺激性のガスや薬品を吸い込んで肺炎を起こすことも考えられます。

【治療】

診断にはレントゲンや聴診などが有効ですが、全身の検査が必要になることもあります。治療には感染などを抑えるための内科的療法を行ないます。ネブライザーといった吸引療法や、酸素吸入が必要な場合もあります。

肺水腫

【症状】

肺水腫は、その子がすでにかかっている他の病気の影響でおこることの多い病気なので、もとの病気の症状によって、全身にあらわれる変化も違ってきます。軽い時は、運動したり興奮した時に咳が出たり、軽い呼吸困難があらわれたりする程度です。

重くなるとぜーぜーという呼吸をしたり、呼吸が浅く速くなったりします。咳もひどくなり、一晩中とまらないこともあります。また、よだれを流し、口をあけたまま呼吸をするような呼吸困難の症状を起こすようになります。

【原因】

細気管支や肺胞といったところに水がたまって肺がむくんだ状態になる病気とイメージしていただいたほうが良いでしょう。水によって肺での酸素と二酸化炭素の交換が困難になり、呼吸困難となります。原因としては刺激性のガスや薬品を吸い込んだとき、薬品中毒をおこした場合などがあります。

心臓の病気などで肺水腫をおこすことも多々あります。わんちゃんでは小型犬でよく見られる僧帽弁閉鎖不全症の場合に、このような症状がでることが知られています。

【治療】

肺にたまった水を除去するため利尿薬などによる内科的治療を行ないます。呼吸困難がひどければ酸素吸入が必要な場合もあります。それと同時に原因となる病気の治療を行なうことが必要です。急性の肺水腫では呼吸困難から死亡するパターンが多いと考えられるので症状が見られたら早めに治療をする必要があります。

心臓

僧帽弁閉鎖不全症

【症状】

わんちゃんの心臓病で最も多い病気で、この病気は、年齢を重ねるにつれて除々に進行します。早い場合は5,6歳で症状が出ることもあります。

はじめは興奮した時等に軽い咳が出る程度ですが、その咳の間隔がだんだん短くなっていきます。咳は乾いたような咳が主です。朝方咳をする子が多く、重くなると一晩中咳が止まらないこともあります。

さらにひどくなると呼吸困難をおこしたり、発作を起こして倒れることもあります。そのような発作がひんぱんにおきたりすると生命に関わることも多々ありますので、症状が出たら早めの治療をお勧めします。

【原因】

僧帽弁が完全にはしまらなくなるためにおこる病気です。2枚の弁からなる僧帽弁が長い時間の間に少しずつ厚くなって変形し、よくしまらなくなるというパターンが大半です。また、この弁は細いひも状の腱索で支えられて開閉しているため、この腱索やそれを支持する乳頭筋といわれる筋肉の異常もこの病気に関係しています。

簡単にいうと心臓内で血の逆流が起こっている病気の一つともいえます。

【治療】

治療は、Ace阻害薬、強心剤、利尿剤などによる内科的治療が主となります。弁の異常や心肥大を外科手術で改善させる例も近年増えてきますが、まだ一部の病院だけで行われてる手術になります。手術のリスクも関係して、主としては、症状軽減のため、長い間、薬をのませ続ける必要があります。

また、家庭で注意する点として塩分の強いものなどを与えるのを控えましょう。

最近では心臓病用の処方食も普及していますので、獣医さんに相談してみましょう。

内臓の病気と治療

眼の病気と治療

眼球及び角膜

白内障

白内障は水晶体に起こる変化で、水晶体の一部ないしは全部が白く濁ったように見えます。水晶体は瞳孔よりも奥にあるので、目の中を覗き込んで瞳孔の億が白くなっていたらこの病気が疑われます。

ただし、同じような所見に核硬化症がありますので混同しないように獣医さんで確認しましょう。

角膜炎などで目の表面で白濁したり、ブドウ膜炎などの原因で虹彩表面が濁ることがありますが、これは白内障とは別症状です。水晶体が白濁するため視力がそこなわれ、わんちゃんがふらふらと歩いたり、しょっちゅうなにかにぶつかったりするため、みなさんが異常にきづくようです。

白内障が重度に進行すると、水晶体が破壊されることがあります。

緑内障

乾性角膜炎

皮膚の病気と治療

皮膚病に関して、詳しくはこちら

犬の病気

近年、犬に対する飼い主様の考え方が大きく変化しているためかここ8年の犬の頭数推移は上下してあまり変わらないのにもかかわらず、高齢化、飼い主様の意識の高さ等により病気で病院にかかられる方が増えている傾向にあります。
寿命も平均13.7歳と伸びてきていることもあって様々な病気に巡り合うようになってきました。

統計からみると皮膚病、耳の病気、消化器の病気、眼の病気、筋骨格系疾患、泌尿器疾患、腫瘍疾患、損傷、肝・胆・膵疾患の順で罹患率が高い状況にあります。

当院でも同様の疾患がメインで来ており、病気に対して迅速に診断ができるように努力しています。
しかし、その中には専門的知識、特殊検査等を行っていかなければわからないもの等も多く存在することも事実です。

当院では、一次診療の動物病院として、診断の内容が妥当であるかどうか日々振り返りながら必要があれば専門性の高い動物病院、大学、高度医療センター等に紹介させていただいております。

院長からの一言

わんちゃんの病気は医療の発展と近年寿命が伸びたこともあって多彩です。ですから1つの症状だけでは判断できないことが多々あります。

そこで当院ではある程度の検査を行なって病気を見つけ出していきますが、ただ闇雲に検査していたのでは飼い主様の負担が増えていくばかりなので今までの経験と数多く参加しているセミナー、学会で得た情報をもとに個々のわんちゃんの症状等を考慮したうえで必要と思われる検査を抜粋しながら検査、治療を行なっております。

オーナー様の声

市内に引越して来たためこの病院にくることになったんですが今までの病院では見たことのない機材がいっぱいあってびっくりしました。血液検査もその場で待っている間に結果が出てきたのでびっくりです。前なんて数日かかって結果が出ていたんですが・・・!おかげさまですぐに治療をしてもらったためか3日もせずに退院できて、今はあの時のことがうそだったかのように普通に生活してます。

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TEL:047-425-2148

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