パピーパーティー
パピーパーティー
誰にでも愛され、どこにでも一緒に行けるようなワンちゃんに育てるためには、生後3〜4ヶ月齢頃の「社会化期」に人間社会の様々な刺激にならす「社会化」が必要です。
パピーパーティーはこの「社会化」のうち、特に重要な人慣らし・犬慣らし、そして動物病院という場所に慣らすという3点にフォーカスしており、ただ子犬同士遊ばせるのではなく、怖がりな子・活発な子などそれぞれのワンちゃんに合う方法で社会化を行います。
家族以外の人・犬、ご自宅以外の場所に慣れることで、無駄吠えなどの問題行動の予防やワンちゃん自身のストレスの軽減になります。
社会化を行うとともに、安心できる抱っこの仕方・ご褒美としてのフードのあげ方などもお伝えしています。
また、パピーパーティーは毎回メンバーが変わるため、参加すればするほど様々なタイプの人・犬に慣らすことができ、良い経験を積むことができます。
そのため一度だけでなく、2回、3回と繰り返して参加することもお勧めです。
パピークラスにご参加の方でも、さらにパピーパーティーに繰り返し来て頂くメリットも十分にあります。
これからのワンちゃんとの楽しい生活を送るために、しつけの第一歩として「社会化」を始めてみませんか?
飼い主以外の人に慣れる
他の犬や人に吠えるといったものを含め、「無駄吠え」はワンちゃんの飼い主さんお悩みのトップ3に入ります。普段生活をしている中で例えば子供だったりお年寄りに会う機会が少ないと、聞き慣れない声や見慣れない姿勢・服装に対して不安感・恐怖心を抱いてしまうことがあります。ワンちゃんが幼いうちは子供やお年寄りに吠えなくても、警戒心が芽生えてくる生後5〜6ヶ月齢になると吠え始めてしまうことが多いです。吠えることが日常化してしまうと、お散歩中に子供が前から走ってくるだけで吠えが止まらなくなってしまう…ということも少なくありません。これではお散歩どころではなくなってしまいますよね。これを予防するには子犬のうちに年齢・性別を問わず一人でも多くの人間に触れ合う機会を与え、飼い主以外の人に慣らすことがやはり必要です。
日本では、自宅にお友達を呼んだり呼ばれたりということが比較的少ないのでパピーパーティーといった場所に出かけないと、家族以外の人に接する機会がないという方も多いと思います。パピーパーティーに参加するだけですぐに慣れるというわけではありませんが、慣らしていくためのきっかけにしていただければと思います。
犬に慣れる
日本では早いと生後2ヶ月齢頃から新しい家庭に迎え入れられ、親兄弟と離れてしまいます。ワクチンなどの影響で生後3~4ヶ月という大事な時期に他のワンちゃんと触れ合う機会がなかなかありません。
パピーパーティーに参加して、まずは同じくらいの月齢のワンちゃん達と触れ合う時間を作り、「他の犬は怖くない」というイメージを持ってもらうことで他の犬に対する吠えなどの問題行動の予防になります。お散歩中に他のワンちゃんに会った時に、吠えてしまったり、逆に興奮してしまうのではなく、穏やかにすれ違うことができるのが理想です。多頭飼いの方も、新しく迎えたワンちゃんが先住犬だけでなく、その他のワンちゃんにも慣れていく必要があります。
病院など、自分の家以外に慣れる
子犬の時期から動物病院のしつけ教室に通って楽しい時間を経験することで、動物病院が楽しい場所になり、万が一、病気になった時もストレスなく病院に連れていくことができます。動物病院では予防接種をされたり採血をされたりと、どうしても良い印象がつきにくい場所になってしまいがちです。病院に慣れていない犬が治療や入院となれば、警戒したり体を触らせなかったりということもありますし、過度に怖がって暴れたりしてしまうと、非常に治療が受けにくくなってしまいます。病院に慣れていると飼い主・犬・病院スタッフの皆にとって負担なく治療を進めていくことができます。また、子犬のしつけの一環には、体のどこを触られても嫌がらないようにすることがあります。病院でもこのしつけを受けておけば、定期検診や予防接種がスムーズに行えます。犬にとって慣れた場所でリラックスして治療が受けられるのは大きなメリットです。
場所慣れの方法を知ることで、動物病院以外のお出かけ先でもリラックスできるように飼い主さんがサポートすることができ、ワンちゃんにとってのストレス軽減に繋がります。
インストラクターと動物病院スタッフがサポートします。
子犬の性格を見きわめ、引っ込み思案な子も明るく陽気な子も、みんな楽しくご参加していただけるようにサポートします。怖がりな子・慎重な子を無理やり他のワンちゃんと触れ合わせることはせず、インストラクターが間を取り持って社会化をしていきます。また、状況に応じてそれぞれの性格や発育に合わせて簡単なアドバイスをすることもあります。
安全を確保して開催しておりますので、安心してご参加ください。感染症や犬の気性に詳しいインストラクターと看護師がサポートします。
飼い主様にしていただくこと
人慣らしの一環として他の飼い主さんのワンちゃんにフードをあげて頂く場面がありますので、ご協力ください。また、犬慣らしとしてワンちゃん同士のふれあいをしているときにご自分のワンちゃんが足元から離れないこともありますが、無理に他のワンちゃんとふれあわせずにそのまま様子を見てあげてください。無理に交流させようとするとますます恐怖心が強くなってしまう原因になります。ワンちゃん同士の相性もありますので、インストラクターが臨機応変にサポートします。
ご自宅では見られない行動をすることもあり、ワンちゃんが今どういう気持ちでそれを行ったのか解説しながら進めていきますので、ワンちゃんと一緒に学んでいきましょう。
雰囲気
フレンドリーな子や少し怖がりな子、大人しい子など様々な性格のワンちゃんが参加しています。ワンちゃん達も、最初は緊張していても徐々に慣れてきてくれ、楽しそうにしている様子も見られます。また、飼い主さん同士で仲良くなったりと、和気あいあいと開催しております。
今後もよりパピーパーティーの質を向上させて、多くのワンちゃん達の成長のお手伝いをしていきます!
このようなご希望に
ピッタリです
- 他のワンちゃんがいても吠えないようにしたい
- フレンドリーなワンちゃんに育てたい
- お散歩デビューを控えている
- 新しくワンちゃんを迎えたばかり
- しつけに関して何から手を付けたら良いか分からない
- 動物病院を楽しい場所にしたい
- 潔な環境のパピーパティーに参加したい
- 初めてしつけ教室に参加する
- 他の犬がいた時の反応を見てみたい
パピーパーティーの一部
を紹介します
飼い主様への個別指導しているシーンのご紹介
子犬同士で楽しく遊べるように誘導しているシーンのご紹介
社会化の重要性
人間社会には車・自転車・チャイムの音・他の犬の吠え声など様々な刺激が溢れています。
このような人間社会の刺激に慣らす「社会化」がとても重要で、「社会化」に適した時期は生後3〜4ヶ月齢の「社会化期」と呼ばれる時期です。
この時期が最も様々な刺激に慣れやすく、6ヶ月齢以降になると徐々に好奇心よりも恐怖心の方が強くなってきます。
「社会化」が不十分だと刺激に対する無駄吠えや噛みつきといった問題行動に繋がる可能性があるので、楽しくワンちゃんと暮らすには必ずやって頂きたいことの1つです。
スケジュール
1回で終了する講座であり、月1回の開催です。(社会化の観点から複数回の参加をおすすめしています。)
対象
開催日の段階で生後6ヶ月齢以下のワンちゃん(2回目の混合ワクチン接種後1週間経過していること)とその飼い主
参加条件
・2回目のワクチンが終了していること
・当院のパピーパーティーに初めて参加される方はパピーセミナー(同日開催)の参加が必須です。
参加費用
1回 2,420円(税込)
(パピーパーティーとパピーセミナーのセットの場合、4,840円(税込)です)
テキスト
特にありません。
持ち物
首輪、リード、いつものご飯(ご褒美として使います)、クレート(ワンちゃんが安心して休める場所)
飼い主様の服装
動きやすい服装及び運動靴
※怪我の原因にもなりますのでヒールのある靴でのご参加はご遠慮下さい。
定員
5組(1頭につき飼い主様2名までです。)
※定員になり次第予約を締め切らせて頂きます。
お申し込み方法
お電話またはご来院にてお申し込み下さい。先着予約制ですので定員に達し次第予約を締め切らせて頂き、次回以降でのご案内を致します。
Special thanks
提携・連携先紹介
しらかば動物病院のしつけ教室では、Can ! Do ! Pet Dog School や川原先生の所属する世界最大のトレーナー組織APDTのご協力を頂いて、犬と人間のより幸せな共生を目指し実現できるよう取り組んでいます。