犬 – 足を引きずる
犬の症状 – 足を引きずる
足を引きずる
引きずるものとして痛みでなるもの、神経麻痺等でなるもの等がある。
本来、引きずる場合は患部をあげるものは含まないが混同する方が多いので含めて記します。

橈尺骨骨折:ソファーから飛び降りてしまって骨折してしまったトイプードル。生後6ヶ月前後でよく骨折している子を見かけます。
- 骨折
- 膝蓋骨脱臼
- 股関節脱臼
- 肩関節脱臼
- 肘関節脱臼
- 離断性骨軟骨炎
- 感染性多発性関節炎
- 免疫介在性関節炎
- 外傷
- 異物
- 肘突起の未癒合
- 椎間板ヘルニア
- 骨腫瘍
- 骨軟骨症
- 上腕二頭筋の腱滑膜炎
- 長指伸筋の裂離
猫の症状 – 足を引きずる
足を引きずる
引きずるものとして痛みでなるもの、神経麻痺等でなるもの等がある。
本来、引きずる場合は患部をあげるものは含まないが混同する方が多いので含めて記します。
- 骨折
- 股関節脱臼
- 肩関節脱臼
- 離断性骨軟骨炎
- 感染性多発性関節炎
- 免疫介在性関節炎
- 外傷
- 異物
- 椎間板ヘルニア
- 骨腫瘍
- 骨軟骨症
眼の病気の主な症状
- 白目(結膜)が赤い。充血してる
- 眼やにの量が増えた
- 白目が黒く濁っている
- 白目が白く濁っている
- 歩いていると物にぶつかる
- 頻繁に涙が出てる
- 眼が乾燥してる
- ときどき目を細める
- 顔に触るのを嫌がる
- 寝ている時に目を閉じなくなった
- 目をかゆがる
- 眼球が大きくなった気がする
- まばたきができない
来院のタイミング
眼科では飼い主様が眼の異常に気がついた時は病気の初期であることがほとんどです。
積極的な治療(手術など)は不安がつきまといますが、しっかり診断をして正しい治療を選択しましょう。
眼球及び角膜
結膜炎

結膜炎:細菌性結膜炎、ウイルス性結膜炎、アレルギー性結膜炎、寄生虫性結膜炎、クラミジア性結膜炎、好酸球性結膜炎、真菌性結膜炎、マイコプラズマ結膜炎などいろいろなパターンのものがある。
症状
目が赤くなったとの主訴でくる患者が多いが類症鑑別が必要不可欠になる。
結膜が充血、結膜が腫れる(結膜浮腫)、眼漏(涙)が主徴とする。
結膜炎は期間、眼脂の特性、症状、原因ほかで分類されている。
原因
多岐にわたって原因が分かれるので分類をしていく検査を行なっていきながら判断する。
治療
細菌性結膜炎であれば広域性抗菌剤点眼。
ウイルス性結膜炎の場合、両側性になることが多いが抗ウイルス薬で行うことが多いが有効でないことが多々ある。
アレルギー性結膜炎では環境抗原からの回避、ステロイド等の点眼薬の使用などが挙げられる。
寄生虫性結膜炎では、原因寄生虫の除去である。
クラミジア性結膜炎では、感受性のある抗生剤の使用である。
第三眼瞼突出・瞬膜線突出・チェリーアイ

チェリーアイ:当院では若い子でよくみかけます。アメリカンコッカー、シーズー、チワワで当院では認められています。
症状
瞬膜突出と瞬膜線突出では内容として全く異なるがみなさんからみると同じものに見えてしまうので同列で記載しています。
瞬膜突出ではその名の通り目の内側から出てくる膜が目の一部を覆ってしまう症状で、瞬膜線突出は別名チェリーアイともいわれ、瞬膜に続く塊(瞬膜線)が突如見られるようになるもので最終的には出っ放しになり眼が乾きやすくなってしまう。
原因
瞬膜突出は色々な病気によって引き起こされるもので
- 眼球陥没や眼球癆
- ホルネル症候群
- 破傷風、狂犬病、ジステンパー
- 癌
等があるがわかりやすいイメージとしては病気で調子が悪いときに瞬膜が突出することがあると考えた方がよく、この症状だけでなになに病だと判断できるものはないと考えておきましょう。
瞬膜線突出では原因は不明とされていますがなりやすい犬種が偏っているイメージがあります。
治療
瞬膜突出では色々な原因がありその疾患の治療が改善の糸口になるため元の原因を探り、その病気が改善すると突出も改善すると思って良いでしょう。
瞬膜線突出では外科的に整復することが治療になっていますが当院では最初に診察室での専用のガラス棒を使用して整復を試みています。数回の処置で再発する子に関しては外科適用でポケット法などで整復しています。注意点としては時間のたったものに対してはすぐに外科を勧めています。
強膜炎
症状
目が赤くなったといわれて来院するケースがよく認められる。その名の通り、胸膜表面が炎症を起こしている。強膜組織の炎症は強膜に限局することもあるが、他の組織にまで影響して資格に影響を及ぼすので注意が必要。赤く見えるのは、強膜血管にびまん性の充血をもたらした状態である。コリーやコッカースパニエルなどで見かけることが多い。上強膜炎では眼の伊丹はなく、目ヤニもない。強膜炎では眼の痛み、目やに、しょぼしょぼする、涙、ぶどう膜炎などがみられる。
原因
免疫がからんだ病気とされている。
治療
点眼のステロイドや飲み薬のステロイドで治療する。ステロイドの効きが悪い場合にはシクロスポリンやアザチオプリンなどの免疫抑制剤を使用する。治療は生涯必要になる。
緑内障

症状
急性期では白目の充血、しょぼしょぼする、痛み、黒目の穴が開く(瞳孔が散瞳)等がみられる。
慢性期では眼圧が高いので目が大きくなったり、角膜が壊れて角膜線条痕ができたり、角膜が白く見える角膜浮腫が起こったり、眼底検査でわかる神経乳頭の陥没や萎縮、失明がみられる。
原因
眼の中の水の流れが滞ったり、入り込む水が増えてしまって眼圧が上昇しておこる。原因として多いのが続発性緑内障で、
- 眼球内腫瘍
- 水晶体脱臼(当院で一番多い)
柴犬では隅角の形成異常による緑内障が多い。
治療
内科治療
主に房水の産生をよくせいする薬剤
- 炭酸脱水素酵素阻害薬
- 非選択的β遮断薬
房水の排出を促す薬剤
- 副交感神経作動薬
- プロスタグランジンF2α誘導体
眼圧が下がらない場合は高浸透圧利尿薬等の点滴等をすることがある。
外科治療
視力のあるなしで選択される術式が異なる。当院では眼科特殊外科は行っていないため眼科専門医へご紹介させていただいております。
乾性角結膜炎(ドライアイ)

症状
初期色素性角膜炎での涙液量は正常であると言われています。しかし長期の眼表面の露出や眼の刺激で、ドライアイになります。涙液の不足により、目が乾燥し、角結膜の炎症を引き起こします。
原因
- 免疫介在性:犬の乾性角結膜炎の大半が免疫介在性である。
- 先天性:涙腺あるいは瞬膜線の無形成症や発育不全によるものがある。
- 神経性:涙腺の神経支配の消失など
- 薬剤誘発性:サルファ剤などの投与で影響をうけることがある。
- 感染性:ジステンパーや猫ヘルペスウイルスの関与がうたがわれている
- 外傷性:涙腺の損傷、またそれに関わる支配神経障害による
- 医原性:瞬膜線を切除した場合に起こる
- 内分泌性:甲状腺機能低下症、糖尿病、クッシング等が関わっているといわれている。
治療
抗菌剤、抗炎症薬、免疫調整薬、涙液代用薬、保湿を促す薬等を組み合わせて点眼する。
角膜潰瘍

角膜潰瘍:角膜の4時の方向に小さな傷が認められる。染色で確認すると以下のようになる。


症状
眼を痛がる、しょぼしょぼする、白目の充血、角膜が白くなる、角膜に血管が生えてくるなどの症状が認められる。潰瘍の状態としては上皮の糜爛・欠損、デスメ膜瘤、角膜穿孔等が起こっている。
原因
最も多いのは外傷だが他に逆さまつげ、眼瞼内反症(瞼等が内側に巻いている)、異物、化学物質、感染、角膜の乾燥(ドライアイ)、角膜上皮の発育障害、免疫異常などがある。
治療
不要な角膜を取り除き、血清あるいはコラゲナーゼ阻害薬、抗生剤、角膜保護剤を点眼するとされている。実際当院では、多くの場合、生食での眼の洗浄を行い、感染物質や、汚れ、眼脂等を除去し、抗生剤と角膜保護剤あるいはコラグナーゼ阻害薬を状況にあわせて処方している。それなりに悪化している場合には更なる点眼薬を必要とする場合も多々ある。難治性の場合は角膜切開術や結膜被覆術、角膜移植術等の外科的な処置が必要になることもあるがその場合には当院では専門医に紹介させていただいています。
寄生虫

ダニ:ダニの頭は一度皮膚に取り付くとむやみに取ろうとすると頭だけ残った状態で皮膚に残ってしまう。

ノミ:ノミは成虫をみつけだすのに単純な視認だと数が多くないと確認できないためこのようなコームを使用して毛をすくとノミフンや成虫をみつけだすことができる。
治療としては最もオーソドックスなものとして首に垂らすような予防薬の使用や、チュアブルタイプの食べる予防薬を使用して感染を予防してます。
フィラリア検査について
フィラリア検査として採血をおこなってフィラリア抗原検査を行います。同時にフィラリアの子供であるミクロフィラリアが血液中にないか顕微鏡で検査します。




昔はフィラリア症による死亡率が非常に高く、手術も頻繁にありました。しかし、予防を積極的に行うことによって感染しているわんちゃんもかなり減っています。当院でも感染しているわんちゃんは指で数えるくらいに減っています。
歯科口腔内検査について
歯石に光りを照射して確認する

歯石等がくっきり浮かび上がるため歯石がどれくらいついているか認識してもらうためにとても有用になってます。
歯石、歯垢は将来的にお口の問題だけではなく心臓や腎臓への影響があると言われていますので綺麗な状態を維持できると病気の予防にもつながります。


尿検査について

尿の比重を見たり、出血を見たり、pHをみることによって腎臓、膀胱の状況の把握ができるがこの検査単体で病気の有無を論じることはできないので他の検査と組み合わせて診断することが多い。
顕微鏡検査

尿を顕微鏡で確認することによって細菌、尿石の結晶成分の確認、細胞、腎臓で溜まった老廃物の塊等を見つけることができ、診断の補助となることが非常に多い。
体の各部の検査

神経学検査
ノギス、打診器、針金様のもの:神経を刺激したり、反射を誘発させたりして神経の状態を把握する。
胸腔、腹腔臓器画像検査

超音波検査
お腹の中の臓器を画像で読み取ったり、心臓の状態を確認したりする。

X線検査
レントゲンによって肺、心臓、内臓等の状態を確認する。
眼検査
一般に眼の検査と言っても目的によって幾つかの検査の組み合わせで検査を進めていくことが多いです。ただ検査機器も重要ですが、診察時にとても重要になってくるのが視診、触診等を行い患者の症状によってどんな検査が必要か、どんな病気が考えられるか診ていくことがとても大切です。

スリットランプ 角膜表面の異常や水晶体の異常などを診る。

眼圧計 緑内障やぶどう膜炎の診断の補助になる

眼底検査およびガラス棒(瞬膜裏等を診る) 網膜の以上を診る

眼底検査機器:眼底をより詳しく見る

シルマー試験 涙の量を測る

フローレス試験 角膜の傷をみる
耳鏡検査および塗沫検査

耳鏡によって耳道の状態や異物の有無、耳垢の種類の特定の補助になる。

耳の中のものを取り出してみると左の写真のような耳ダニが大量に認められることがある。

耳を痒がっている茶色い耳垢をとると大量のマラセチアと呼ばれる菌が出てくることもある。
外観

意外と大事なこととして耳の外観をみると耳を悪くしている原因が見えてくることがあります。
腎臓病検査
尿検査

尿検査 尿比重や尿中蛋白を診る。異常が見られた場合では尿を検査センターに送りUPC等を測る。
血液生化学検査

BUN、CRE、SDMA、P、Ca、電解質等を調べることにより腎臓の状態を把握する

腎臓が悪い子の中には血圧が高くてより腎臓に負担がかかっている子がいるため血圧の検査が必要になります。

腎臓が悪い時、色々な理由から悪化していることがあるため腎臓の形態学的なチェックとして超音波検査も欠かせません。
血液検査
検査機器

全血算検査
貧血、感染等をみる。
・白血球数(WBC)・赤血球数(RBC)・血色素量(Hb)・ヘマトクリット値(Ht)・平均赤血球容積(MCV)・平均赤血球血色素量(MCH)・平均赤血球血色素濃度 (MCHC)・血小板数等をみる。

生化学検査
肝臓、腎臓、膵臓、副腎、栄養状態などを見る検査機器。
血液や尿などのさまざまな成分を分析し、体に異常がないか、どの部分の疾患なのか、炎症があるのか、栄養状態はどうか、などを推測する検査です。
多くの病院で血液検査関連の検査機器が導入されており、短時間で検査結果を出すことが可能になっています。そのため現状の状態をより迅速に把握できるようになっています。
ウイルス検査
エイズ白血病検査

病院内での検査
外部機関で検査する場合もあります。
その他
ウイルス検査として便をとって下痢関連のウイルスを探す検査や、血液をとってワクチンと関連するウイルスをみたり、喉の奥の液体をとって呼吸器関連のウイルスを探す検査などがよく行われています。
猫の症状 – おしっこが赤い
尿が赤い
おもに膀胱からの出血が多い
- 膀胱炎
- 膀胱結石
- 膀胱腫瘍
他に腎臓
- 腎臓腫瘍
- 腎出血
- 腎結石
尿管尿道
- 尿管結石
- 尿道結石
- 尿道閉塞
子宮からの出血
- 子宮蓄膿症
- 膣炎
- 発情
- 子宮腫瘍
猫の症状 – 目が赤い・白い・緑色
眼が赤い
眼が赤いのは炎症による充血や出血であることが多い。
白目が赤い
一番よくあるものとしては角膜潰瘍を起こして二時的に結膜等が充血して赤くなることがよくある。
- 結膜炎
- 乾性角結膜炎
- 上強膜炎
- 緑内障
黄色目が赤い

眼内出血 この子は腫瘍が関連して角膜下で出血がおこってます。
- 角膜炎(白目も赤くなることが多い)
- パンヌス
- 角膜血腫
- 前房出血
- 硝子体出血
眼が白い
角膜が白い
- 角膜ジストロフィー
- 角膜変性症
- 脂質角膜症
角膜が浮腫に
- 角膜内皮ジストロフィー
- 角膜潰瘍
- 緑内障
- ぶどう膜炎
眼が緑色
緑色に見えるのは、瞳孔が開いて眼底の反射が見られることによるため、緑色とは違う色に見えることも多々ある。
- 網膜剥離
- 視神経炎
- 視神経の腫瘍
- 緑内障
猫の症状 – 嘔吐
嘔吐・吐出
猫ちゃんが吐いている。
- 腎臓病
- 胃腸炎
- 食道狭窄
- 食道拡張症
- 食道異物
- 腸閉塞
- 糖尿病
- 胃潰瘍
- 食道炎
- 寄生虫感染
- 膵炎
- 胃アトニー
- 幽門狭窄
- 胃内異物
- 胆管閉塞
- 副腎皮質機能低下症
- 腹腔内腫瘍
- 肝臓病
- 毒物の摂取
- 猫汎白血球減少症
猫の症状 – できもの
皮膚のできもの

乳腺腫瘍:乳腺が癌化して大きくなり膿んでしまっている。
悪いものとして多い
- 肥満細胞腫
- 乳腺がん
- メラノーマ
- 血管肉腫
- 平滑筋肉腫
- 繊維肉腫
- リンパ腫
- 扁平上皮癌
それ以外のものとして
- 脂肪腫
- 毛芽腫
- 毛母腫
- 皮膚組織球腫
- 形質細胞腫
- マイボーム腺腫
- 皮脂腺腫
猫の症状 – 目を痒がる・目を痛がる
目を痒がる
- 角膜炎
- アトピー
- 食物有害反応
- 結膜炎
- 角膜潰瘍
- 眼瞼炎
- 眼瞼腫瘍
- 眼球に異物
- 緑内障
眼を痛がる
眼に刺激があり違和感を感じる場合、目をしょぼしょぼさせる。
- 眼瞼炎
- 角膜炎
- 結膜炎
- 乾性角結膜炎
- 角膜潰瘍
- 前部ぶどう膜炎
痛がっているのだが目を気にするような症状として
- 緑内障
猫の症状 – 耳を傾ける
耳を傾ける
- 外耳炎
- 中耳炎
- 内耳炎
- 前庭疾患
- 顔面神経麻痺
- チアミン欠乏症
- 水頭症
猫の症状 – 下痢(げり)

下痢
- 胃腸炎
- トリコモナス感染
- ジアルジア感染
- 高体温
- 低体温
- リンパ腫
- 食事反応性下痢(食事アレルギー)
- 繊維反応性下痢
- 細菌感染
- 低蛋白血症
猫の症状 – 便が出ない
便が出ない
- 腸閉塞
- 飢餓
- 腸重積
- 巨大結腸症
- 胃アトニー
- 腸アトニー
- 胃癌
- 腸の癌
- 食欲不振
- 腸の異物
- 毛球症
猫の症状 – 口が臭い
口が臭い
- 歯周病
- 歯根膿瘍
- 口腔内腫瘍
- 口の奥の腫瘍
- 腎臓病
- 歯石歯垢
- 巨大食道症
- 食道内異物
- 胃腸炎
猫の症状 – 怪我(けが)
怪我
- 骨折
- アブセス(感染して膿がたまる)
- 皮膚の裂開、挫滅(事故等による)
- 脳挫傷
- 眼球突出
- 膀胱破裂
- 肝臓破裂
- 歯の破折
- 角膜潰瘍、角膜穿孔
- 十字靭帯断裂
- 筋肉断裂
- 咬傷
猫の症状 – 歩きたがらない
歩きたがらない
- 脳腫瘍
- 前庭疾患
- 脳内出血・浮腫
腹痛からくるもの
- 膵炎
- 胃拡張
- 腸重積
- 胃腸炎
- 肝炎
- 胆嚢疾患
元気が出なくて歩きたがらないもの
- 貧血
- 腹水
- 胸水
- 心臓病
- 感染症
- 高熱
- 低体温
- 飢餓
猫の症状 – 耳が赤い・耳を痒がる
耳が赤い
- マラセチア感染
- 細菌感染
- アトピー
- 食物不耐症(食物アレルギーに近い)
- 接触性皮膚炎(耳洗浄液などによる)
- 免疫介在性疾患
- 耳ヒゼンダニ
- 内分泌障害
- 異物
- 腫瘍 等
違うものとして
- 耳血腫
- 怪我 等
耳をかゆがる
耳が赤いと同等の理由でなることが多いが特に痒いものとして
- 耳ヒゼンダニ
- マラセチア感染による外耳炎
- ブドウ球菌等の感染による外耳炎
がひどい
犬の症状 – おしっこが赤い
おしっこが赤い

血尿:尿道結石で詰まってしまったこのおしっこが真っ赤に染まってしまった。
- 膀胱炎
- 膀胱結石
- 膀胱腫瘍
その他の出血

子宮蓄膿症:元気がなく、水をよく飲むようになったとのことで来院。子宮内には大量の膿が観察された。
- 腎臓
腎臓腫瘍、腎出血、腎結石 - 尿管
尿管結石 - 子宮
発情、子宮蓄膿症、子宮・膣腫瘍 - 溶血からくる病気
熱中症、玉ねぎ中毒、免疫介在性溶血性貧血他

タマネギ中毒:血液が溶血しておしっこが赤くなることがある。ネギでもなります。

犬の症状 – 目が赤い・白い・緑色
目が赤い
白目が赤い

第三眼瞼突出によるあかみ
- わんちゃんには瞬膜というものがあり通常は、目の内側に入っていますが、いくつかの理由で出てきます。


結膜・強膜の充血
- 白目が赤くなっている

角膜潰瘍にともなって結膜の充血が認められる

結膜下出血

眼瞼下の出血が結膜まできている

眼瞼皮膚が爛れて赤くなっている
目が赤いのは炎症による充血や出血であることが多い。
- 結膜炎
- 乾性角結膜炎
- 上強膜炎
- 緑内障
- 第三眼瞼突出
- 結膜下出血
茶色目が赤い

前房出血

角膜上皮での出血
- 角膜炎(白目も赤くなることが多い)
- パンヌス
- 角膜血腫
- 前房出血
- 硝子体出血
その他
目が赤いと言われて以外と多いのが目の周りが赤くなっている子が来院されます。

アレルギーで目周囲が腫れ上がってしまってます。
目が白い
本来透明な部分である角膜、前房、水晶体、硝子体が白く濁っていることによる。
白い部分としては大きく2つに分けられる。
角膜が白い

角膜ジストロフィー:角膜表面に白いものが沈着
角膜に結晶状の沈殿が起こしている
- 角膜ジストロフィー
- 角膜変性症
- 脂質角膜症
などがある。
また、角膜が浮腫を起こす病気として
- 角膜内皮ジストロフィー
- 角膜潰瘍
- 緑内障
- ぶどう膜炎
等があり、角膜炎でも白くなる。
他にも
- 角膜の瘢痕化
等もある。
水晶体が白い

白内障
水晶体が白いのを白内障と断定してこられる方が多いですが歳をとってなる核硬化症も結構多いので間違えないようにしましょう。
- 核硬化症
- 白内障
- 水晶体前方脱臼
目が緑色
緑色に見えるのは、瞳孔が開いて眼底の反射が見られることによるため、緑色とは違う色に見えることも多々ある。
- 網膜剥離
- 遺伝性網膜変性症
- 視神経炎
- 視神経の腫瘍
- 緑内障
犬の症状 – 嘔吐
嘔吐・吐出(吐く)
- 腎臓病
- 胃腸炎
- 食道狭窄
- 食道拡張症
- 食道異物
- 血管輪異常
- 腸閉塞
- 糖尿病
- 胃潰瘍
- 食道炎
- 寄生虫感染
- 膵炎
- 胃アトニー
- 幽門狭窄
- 胃内異物
- 胆管閉塞
- 副腎皮質機能低下症
- 腹腔内腫瘍
- 肝臓病
- 毒物の摂取
- 犬ジステンパー
- 犬パルボウイルス
犬の症状 – できもの
できもの
おもに悪性腫瘍として
- 肥満細胞腫
- 乳腺がん
- メラノーマ
- 血管肉腫
- 平滑筋肉腫
- 繊維肉腫
- 脂肪肉腫
- リンパ腫
- 扁平上皮癌
それ以外として

乳頭腫:パピローマウイルス関連

表皮嚢腫:切開すると角質の塊が!
- 毛芽腫
- 毛母腫
- 脂肪腫
- 皮膚組織球腫
- 形質細胞腫
- マイボーム腺腫
- 皮脂腺腫
- 乳頭腫
犬の症状 – 目を気にする(痒がる・痛がる)
目を痒がる

チェリーアイ:第三眼瞼突出
- アトピー
- 食物有害反応
- 角膜炎
- 結膜炎
- 角膜潰瘍
- 眼瞼炎
- 眼瞼腫瘍
- チェリーアイ
- 眼球に異物
- 緑内障
眼を痛がる
眼に刺激があり違和感を感じる場合、目をしょぼしょぼさせる。

眼瞼炎:眼をこすりすぎで目頭が脱毛。大きな要因として飼い主様が頑張って擦りすぎてしまった。
- 眼瞼炎
- 角膜炎
- 結膜炎
- 乾性角結膜炎
- 角膜潰瘍
- 前部ぶどう膜炎
痛がっているのだが目を気にするような症状として
- 緑内障