猫の病気
よく言われることですが、猫は小さな犬ではありません。
猫の形態のみならず、行動、性格、生理的機能、代謝、感染症の種類、薬物に対する反応等々、他の動物とは異なる動物です。
そのため、病気の治療や予防には、個別具体的な知識と経験、治療実績が必須です。
近年の猫の疾患別の統計をみると泌尿器疾患、消化器疾患、皮膚疾患、眼の疾患の順に多くありますが、統計ではあまり出てこないが当院でよく目にする疾患として感染症が認められます。
※感染症に関しては地域によってかなり偏りがあるような気がします。
猫の感染症に関してはこちら
当院では、治療を受ける猫のストレス等も考慮した診察、施術に取り組んでおります。ですから同じ症状で同じ重症度の猫あっても治療や検査方法が異なります。
また、当院では、病気に対して迅速に診断ができるように努力しています。
しかし、その中には専門的知識、特殊検査等を行っていかなければわからないもの等も多く存在することも事実です。当院では一次診療の動物病院として、診断の内容が妥当であるかどうか日々振り返りながら必要があれば専門性の高い動物病院、大学、高度医療センター等に紹介させていただいております。
院長/スタッフからの一言
ねこちゃんの病気は医療の発展と近年寿命が伸びたこともあって多彩です。ですから1つの症状だけでは判断できないことが多々あります。
そこで当院ではある程度の検査を行なって病気を見つけ出していきますが、ただ闇雲に検査していたのでは飼い主様の負担が増えていくばかりなので今までの経験と数多く参加しているセミナー、学会で得た情報をもとに個々のねこちゃんの症状等を考慮したうえで必要と思われる検査を行い、治療を行なっております。
オーナー様の声
今まで通っていた病院では検査なんてほとんどしたことがなかったんで最初はとまどいました。でも良く考えたら人間だって検査なしで治療なんてほとんどないなと思ったら最近では必要と思われる検査は積極的にしてもらうように頼んでいます。だってうちのこの健康を一番願ってますから!