こころのワクチン
(こころとからだの両方が健全であって初めて幸せに暮らすことができます。 問題行動が原因で、飼い主が不幸にならないために行う子猫の教育のこと) 人間のペットとして生活する猫は、本来の生活とは全く異なる人間社会の環境に適応して生きていかなければなりません。
猫としてごく自然な行動も、人間社会では受け入れられないこともあります。
生涯飼い主さんとともに幸せに暮らすためには、子猫の間に、生涯暮らしていく環境に適応できるようにしたり、社会性を身につけさせる機会を与え、健康管理に必要なケアに慣らしておくことが大切です。
「飼い主が守るべき3つのルール」を守るために、飼い主さんがしなければならないこともあります。
- 自分に合ったペットを選ぶこと
- ペットのニーズを満たしてあげること
- ペットの習性に応じて人間と暮らしていく上で必要なしつけをすること
中でも最も大切だと感じるのは②のニーズを満たすという点です。
ほとんどの猫は、十分ニーズが満たされていれば問題行動を起こすこともなく幸せに暮らしてくれます。
そしてゴロゴロとのどを鳴らす姿や幸せそうな寝顔が私たち飼い主にこの上ない幸福感を与えてくれるのです。