毛包虫症|感染症
犬の被毛の根元にある皮脂腺にダニの1種の毛包虫が多数寄生して、脱毛や皮膚炎をおこします。最近、増えていている病気です。
症状|毛包虫症
生後4~9ヶ月の頃によく発症します。口や下あご、目のまわり、前足の前面など、皮脂腺が多く分布する皮膚に、毛の抜けた部分が徐々に広がり、ただれてくることもあります。初期にはかゆみはないですが脱毛とただれがでるとかゆみもでてきます。
原因|毛包虫症
毛包虫の寄生によるもので毛包虫に寄生されている犬に接触することで感染する。潜在的には犬の半数以上が毛包虫をもっていると言われているがすべてがこの病気になるわけではない。
この病気の発病は犬種、個々の免疫・抵抗力の違い、ホルモンバランス、食事の傾向などが関与していると言われている。
治療|毛包虫症
発見したら早い時期に治療する事が重要です。治療は毛包虫を殺す注射、内服、殺ダニ剤による薬浴などの組み合わせで治療します。治療には長期間要することが多々あります。