猫が快くケアを受け入れる方法
(全部一度に行う必要はありません。嫌がる前に終わるようにしましょう)
体中を触る
猫のペースに合わせて練習をすることをお勧めします。
猫がリラックスしているとき、ゴロゴロと甘えてきたときにやさしくなでることから始めましょう。(頭部→背中→尻尾の先→顔→顎の下)少しずつ時間を延ばしていくと受け入れてくれるでしょう。日頃から体中を触り健康チェックを習慣付けましょう。
※猫が尻尾をパタパタと振るようなしぐさを見せたら中止、または触られるのを好む部位に戻ってください。
ブラッシング
快く受け入れさせるコツ
- 最初は猫が機嫌よく寝ている時間などリラックスしているときに短時間でブラッシングをし、少しずつ時間を伸ばしていく
- 猫を押さえつけるなどして、無理やりすることはしない
- 頭部など猫が気持ちよく受け入れる場所からブラッシングし、喜んで受け入れるようにしていく
- ブラシを嫌がる場合は、最初は手ぐしでなでることからはじめたり、歯ブラシブラッシングなどで慣らしていくのも良い
爪切り
大切なことは、「最初に肢を触ること・爪を出す行為に慣らした後に爪を切ること」
- 眠っているときにやさしく撫でたりしながら肢を触る練習をする
- パッドの部分を上下から指でやさしく押して、爪を出す練習を一本の指から全部できるようにする
- 猫がリラックスしているときにそっと爪の先の部分だけ切ってすぐ撫でたりする
- 全部一度に切れるようになることを急がず、少しずつ切れる指の数を増やす
失敗しない爪切りのコツ
- 上の準備トレーニングを十分行ってから爪切りをする
- スイッチオフのとき(寝てゴロゴロいっているようなとき)に行う
- 機嫌がよい状況の間に終わる。
たとえ一本しか切れなくてもスイッチがオン(ゴロゴロがとまる、立ち上がる) になったら爪切りはやめ、機嫌をなおして終わりにする
歯ブラシ
- 猫が気持ちよく寝ているときに歯ブラシでブラッシングし、歯ブラシブラッシングを好きにさせる
- その後、少し歯に当てすぐに他の好む部位を歯ブラシでブラッシングする
- 少しずつ歯に当てる時間を延ばす フード
好物を用いての練習法
- 口を触ってフードを与えるという練習繰り返し、口を触れるようにしておく
- 歯ブラシを一瞬当ててすぐにフードを与えるという練習を繰り返す
- 少しずつ歯に当てる時間を延ばす