しらかば動物病院

最新医療と行動学

しらかば動物病院

新船橋駅前

駐車場あり

047-425-2148

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猫から人に移る主な病気

猫引っかき病

感染猫にかまれたり、引っかかれたりすることで発症。数日~2週間後、傷口に丘疹や膿、水疱などができ、リンパ節の腫れや疼痛、発熱などの症状が見られます。

パスツレラ症

猫のほぼ100%が保有するパスツレラ菌が原因。
かまれたり、ひっかかれたり、猫の唾液が口に入ることによって感染。

風邪や肺炎に似た呼吸器系の症状がでたり、傷口に激痛、発赤、腫れを起こしたりします。

抵抗力の弱い人だけが発症する『日和見感染症』です。

トキソプラズマ症

被毛に付着したノミ(中間宿主)が口に入ることによって感染。

下痢や腹痛、肛門掻痒症などの症状が見られます。

瓜実条虫症

便の汚染物や、被毛についた虫卵が口に入ることで感染。
幼虫が肝臓や肺に侵入し、肝臓の腫れや咳、発熱などを起こすほか、まれに幼虫が目に移行して、視力障害の原因になることもあります。

回虫症(猫回虫)

便の汚染物や、被毛についた虫卵が口に入ることで感染。幼虫が肝臓や肺に侵入し、肝臓の腫れや咳、発熱などを起こすほか、まれに幼虫が目に移行して、視力障害の原因になることもあります。

ズーノーシス(ここでは動物から人にうつる病気)予防のポイント

  • 猫にキスをしたり、口移しで食べ物を与えたり、過剰なスキンシップは避ける。
  • ひっかかれたり、噛まれたりした時は、すぐに傷口の消毒を!
  • なでたりだっこしたり、スキンシップをした後は必ず手を洗う。
  • 外部・内部寄生虫の駆除・予防の徹底を。
  • 猫だけでなく、周辺環境も常に清潔に保つ。
  • 外は様々な病原体に感染する危険が多いので、完全室内飼いがおすすめ。