犬レプトスピラ感染症
犬レプトスピラ感染症
感染する菌の種類によって症状がことなります。
イクテロホモラジー型は発熱、黄疸、歯肉からの出血などがあります。
カニコーラ型は発熱、筋肉痛、脱水症状などが現れ、尿毒症になり2~3日以内に死亡することがあります。
人にも感染します。
原因
ネズミなどの野生哺乳類が保菌しており尿に排泄され、土壌や水を汚染します。感染経路として土壌や水ですが湿った土壌等では数ヶ月死滅しないとも言われます。その汚染された土壌や水に傷を介して経皮的に感染したり、経口的に接触した子が発症します。台風などによる増水後に発生が多く見られるとも言われています。
症状
多くの子は黄疸になり、元気がなくなったり、食欲がなくなったり、熱が出たり、嘔吐が続いたりします。急性腎不全を起こし多尿または無尿になる子もいます。時にDICというものをおこし多臓器不全に移行して死に至る子もいます。
治療
一般的には抗菌薬療法を中心に行われます。また、多くの子達で補助療法として点滴を行う必要があります。また、症状に合わせて他の薬も必要になります。