飛びつき
飛びつきについてお話したいと思います。
自宅に帰ってきて玄関の扉を開けたら、ワンちゃんが飛びついて出迎えてくれた。
そしたら、嬉しくて1日の疲れなんて吹き飛んでしまいますよね(^ω^*)
ですが、場面をお散歩の途中に変えてみましょう。
大型犬が老人や子供に飛びついて転倒させてしまったり、小型犬でも飛びついたことで相手の衣服を汚してしまうことがあります。
人が大好きで人懐っこいことはとてもいい事ですが、相手に怪我をさせてしまうのは考えものです。
飛びつきをする理由はいくつかありますが、1つめは「犬の習性」にあります。
まだ犬が野生で暮らしていた頃の話です。
離乳の時期を迎えた子犬は母親の口周りを舐めることで、消化途中の餌を吐き出して貰っていた習性がありました。
その習慣の名残で人の口周りを舐めたがるそうです。
2つめの理由に「飛びつきは楽しいこと」と覚えてしまったことがあります。
飛びついたら飼い主さんが構ってくれるんだと学習して、それが習慣化してしまったんですね。
では、飛びつきをさせない為にはどうしたらいいのでしょうか。
①飛びつかれても反応しない
ワンちゃんが飛びついてきても触らない・声をかけない・目を合わせない。
心を鬼にして行って下さい。
しばらくして落ち着いたら、声をかけて褒めてあげましょう。
おすわりが出来るワンちゃんなら、この時におすわりが出来るといいですね。
これを家族全員で一貫して行うことで飛びつきをする回数は確実に減っていきます。
②抱っこする
お散歩の途中に他人に飛びついてしまう場合は、人が近づいてきたら抱っこしてしまいましょう。
そうすることで飛びつきを防止することが出来ます。
抱っこすることが難しい大型犬はリードをしっかりと持って飛びつかせないようにしましょう。
③ハウスを使用する
来客時に玄関でお客さんに飛びついて困ってしまうという場合は、あらかじめハウスに入れておくことで飛びつきを防止することが出来ます。