甘噛み
まずは、どうして甘噛みをするのか、理由から説明したいと思います。
①歯茎がムズムズする
約生後2ヵ月~7ヵ月に歯が生え替わる時期は、新しい歯がムズムズするので噛んでしまいます
②捕食性のため
動くものを追いかけて噛みつくのは、犬としての本能です
③楽しいから
噛んだときに叱る・声を出すことは、犬がそれを楽しいと理解してしまいます
子犬が人の手足めがけて飛びかかったり、噛みついたりする行為を遊びにしていませんか?
これは、子犬を人の手足を噛ませるようわざわざしつけているようなものです。
子犬の甘噛みで困っている方の多くが、この行為を無意識にしてしまっているんです。
甘噛みの理由が分かったところで、対策の説明に移りたいと思います。
①遊ぶ際に噛んでいいものを与える
噛んでほしくないものは与えない、柱やソファーなど動かせないものには噛みグセ防止用の苦い液体などを塗ります
②反応しない
興奮して噛みつきそうになったら、遊びを中止しすっと立ち上がり背を向け無視をします。
声をかける・出すのもやめて下さい。そのまま部屋を出るのもいいです。
すでに噛まれた場合は、噛まれたと同時に「痛い」と言い遊びを中止し無視、あるいは部屋を出ていきます。
そうすると、「甘噛みをすると飼い主さんが構ってくれなくなるんだ」とワンちゃんは学習します。
このしつけは翌日すぐに効果が出る訳ではありません。
焦らずそのワンちゃんのペースに合わせてしつけてあげて下さいね(´∀`*)