犬 – 目が赤い・白い・緑色
犬の症状 – 目が赤い・白い・緑色
目が赤い
白目が赤い

第三眼瞼突出によるあかみ
- わんちゃんには瞬膜というものがあり通常は、目の内側に入っていますが、いくつかの理由で出てきます。


結膜・強膜の充血
- 白目が赤くなっている

角膜潰瘍にともなって結膜の充血が認められる

結膜下出血

眼瞼下の出血が結膜まできている

眼瞼皮膚が爛れて赤くなっている
目が赤いのは炎症による充血や出血であることが多い。
- 結膜炎
- 乾性角結膜炎
- 上強膜炎
- 緑内障
- 第三眼瞼突出
- 結膜下出血
茶色目が赤い

前房出血

角膜上皮での出血
- 角膜炎(白目も赤くなることが多い)
- パンヌス
- 角膜血腫
- 前房出血
- 硝子体出血
その他
目が赤いと言われて以外と多いのが目の周りが赤くなっている子が来院されます。

アレルギーで目周囲が腫れ上がってしまってます。
目が白い
本来透明な部分である角膜、前房、水晶体、硝子体が白く濁っていることによる。
白い部分としては大きく2つに分けられる。
角膜が白い

角膜ジストロフィー:角膜表面に白いものが沈着
角膜に結晶状の沈殿が起こしている
- 角膜ジストロフィー
- 角膜変性症
- 脂質角膜症
などがある。
また、角膜が浮腫を起こす病気として
- 角膜内皮ジストロフィー
- 角膜潰瘍
- 緑内障
- ぶどう膜炎
等があり、角膜炎でも白くなる。
他にも
- 角膜の瘢痕化
等もある。
水晶体が白い

白内障
水晶体が白いのを白内障と断定してこられる方が多いですが歳をとってなる核硬化症も結構多いので間違えないようにしましょう。
- 核硬化症
- 白内障
- 水晶体前方脱臼
目が緑色
緑色に見えるのは、瞳孔が開いて眼底の反射が見られることによるため、緑色とは違う色に見えることも多々ある。
- 網膜剥離
- 遺伝性網膜変性症
- 視神経炎
- 視神経の腫瘍
- 緑内障