犬の健康診断(血液による)
目的
わんちゃんの病気を早期発見することによって重篤な病気になる前に治療する事を目的にしています。
春の健康診断ではフィラリア予防のための検査で採血を行なうため同時にわんちゃんの健康状態を把握するため一緒に検査される方が近年増えています。
検査項目
- タンパク
- アルブミン
- 総ビリルビン
- AST(GOT)
- ALT(GPT)
- ALP
- リパーゼ
- 尿素窒素
- クレアチニン
- 総コレステロール
- 中性脂肪
- カルシウム
- 無機リン
- 血糖
point!
主に診ているところ:栄養状態、肝臓、胆嚢、腎臓、脂質、糖尿、膵臓など
流れ/体験レポート
診察時に採血を行い、当院より血液検体を検査センターへ送ります。
後日(約1週間後)、検査結果が出てきますので来院してもらい、細かい説明をさせていただいてます。
その際異常が認められる場合は追加検査、治療をおこなっております。
オーナー様の声
私のこは健康そのものだと思ってましたが検査で胆肝系??の異常が指摘されたので追加検査をしたら胆嚢の異常が見つかりました。
先生と話していたらどうも食生活が影響している可能性が高いので食生活を正すことになりました。
当初は肝臓の数値も高く、お薬も飲んでいましたが今は薬もなく、ほかのわんちゃん同様普通の生活を送っています。
院長/スタッフからの一言
血液検査は比較的わんちゃんに負担をかけない検査になり、少しの診察ですむため積極的に検査をお勧めします。
ただ、飼い主様によっては血を抜かれる事が見ていて痛そうと思われている方が多数いらっしゃいます。
しかし針をさす行為に対してわんちゃん自身はあまり痛みを感じていませんのでご安心ください。(よく、針をさしてる際に鳴いているわんちゃんを見かけますが良く見ていてください。針を刺していない状態でも鳴いているのがほとんどです。ただし、あまり鳴く子に関しては検査は行ないません。→興奮しすぎて具合が悪くなるのをふせぐため)