犬の心臓病治療が必要なサイン
1.シニアの年齢にさしかかった子が興奮すると、喉に何かつかえたような仕草をするようになったら心臓病の治療が必要なサインです。
2.犬特に小型犬は加齢に伴う心臓病が多発します。
心臓の左側全身に血液を送る部屋で血液の逆流を防いでいる弁がうまく閉じなくなり、血液をきちんと送り出せなくなってしまう僧房弁閉鎖不全症が最も多くみられます。
3.血液ポンプである心臓の働きが低下すると体中にうまく流れない血液がたまります。
体はなんとかバランスをとろうとがんばりますが、
数か月~数年後には心臓に近い臓器がプールのようになってしまいます。
4.心臓自体もポンプ力を維持しようとして大きくなっていきます。
しかし、これらの変化は体の機能が限界を迎えるギリギリまで、飼い主の目につく症状としては現れません。
5.多少の暮らしにくさを感じていても、
犬は『最近動悸と息切れがあって・・・』と教えてはくれません。
6.目に見える症状がなくても聴診等で心臓病の始まりを知ることができます。
病気の存在を知っていれば、その進行に備えることができて小さな変化にも気づきやすくなります。
8才を超えたら定期検診を受けましょう。