アデノウイルス2型感染症
犬アデノウイルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管支炎)
発熱、食欲不振、クシャミ、鼻水、短く乾いた咳が見られ、肺炎を起こすこともあります。
他のウイルスとの混合感染により症状が重くなり、死亡率が高くなる呼吸器病です。
ケンネルコフの原因の一つで、咳が主な症状とされています。
原因
宿主は犬とされている。感染経路として感染したわんちゃんの呼吸器の分泌物なので鼻や口から感染する。
症状
軽く乾いた咳が唯一の症状で〜10日間の潜伏期間の後発現する。混合感染して重篤化し、肺炎などにより死亡する危険性が高まる。
治療
単独感染による軽度な症状の場合治療はしないがストレス軽減や十分な水分補給は行いましょう。咳がひどい場合は鎮咳剤や気管支拡張薬等を使用するが肺炎の場合はそちらの治療を優先する。慢性化したものでは肺炎防止のため抗菌剤したり気管支拡張剤とネブライザーを用いたりする。