しらかば動物病院

最新医療と行動学

しらかば動物病院

新船橋駅前

駐車場あり

047-425-2148

しらかば動物病院

猫の食事の与え方

食事の与え方

急成長期と穏やかな成長期

子猫は、完全離乳(2ヶ月齢)後、生後6ヶ月齢まで急成長期になります。以降は穏やかな成長期を迎えます。

子猫が成猫サイズに近づくにつれ、必要な栄養も変わってきます。

急成長期:子猫は、口や歯が小さく1回の食事量に制限がありますので、消化しやすく、栄養密度の高い、良質の動物性タンパク質を含んだ食事が必要です。

穏やかな成長期:成長のスピードがゆっくりとなり活動量が低下すると、食事の回数は減り、1日あたりに食べる量は増えます。
この時期の子猫の外見は、成猫のように見えますがまだ成長段階です。
子猫用フードに含まれるような特別な栄養素が必要です。

point!

生後2~6ヶ月齢…1日量を3~4回に分けてあげると良いでしょう。

point!

生後6ヶ月齢以降…食事回数が減少し、食事量は増加します。

食事以外の時にも新鮮な水を忘れずに。

子猫の初期の成長段階では食事の給与量も多いですが、成長に応じて減ってきます。
現在の月齢・体重に合わせて給与量を調整してみてください。

子猫の具体的な離乳の目安

約4週齢:お皿の中に温かいミルク(子猫用ミルク)をいれ、お皿の方へ誘導します。
お皿からミルクをぺろぺろなめることができるようになったら、半固形食が始められます。

子猫用ドライフードをミルクもしくは水に少量混ぜてふやかして与えます。2~3週間かけてミルクや水の量を徐々に減らしていきます。

約6~7週齢:子猫の口にいくつかの乳歯が生えてきたら徐々に硬いドライフードを混ぜて慣れさせましょう。

約8週齢:完全離乳