食事の与え方
急成長期と穏やかな成長期
子猫は、完全離乳(2ヶ月齢)後、急成長期に入ります。生後6ヶ月齢までは、急成長期で、以降は穏やかな成長期を迎えます。
子猫が成猫サイズに近づくにつれ、必要な栄養も変わってきます。
急成長期:子猫は、口や歯が小さく1回の食事量に制限がありますので、消化しやすく、栄養密度の高い、良質の動物性タンパク質を含んだ食事が必要です。
穏やかな成長期:成長のスピードがゆっくりとなり活動量が低下すると、食事の回数は減り、1日あたりに食べる量は増えます。
この時期の子猫の外見は、成猫のように見えますがまだ成長段階です。
子猫用フードに含まれるような特別な栄養素が必要です。
point!
生後2~6ヶ月齢…1日量を3~4回に分けてあげると良いでしょう。
point!
生後6ヶ月齢以降…食事回数が減少し、食事量は増加します。
食事以外の時にも新鮮な水を忘れずに。
子猫の成長期の初期では食事の給与量も多いですが、成長に応じて減ってきます。
現在の月齢・体重にあわせて給与量を調整してみてください。
子猫の具体的な離乳の目安
約4週齢:皿の中に温かいミルク(子猫用ミルク)をいれ、導いてあげてください。
お皿からミルクをぺろぺろなめることができるようになったら、半固形食がはじめられます。
子猫用ドライフードをミルクもしくは水に少量混ぜておかゆを作り、2~3週間かけてミルクや水の量を徐々に減らしていきます。
約6~7週齢:子猫の口にいくつかの乳歯が生えてきたら徐々にドライの硬いままのフードを混ぜて慣れさせましょう。
約8週齢:完全離乳